2010-04-09 第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
イグサ農家を拝見しましたら、農家だからイグサを栽培するだけかと思ったら、イ業といって、自分のところで製織というか、そこまでして本当にほこりまみれでして、大変な家内工業を家族でされているわけですね。 私がお話を伺った若い農業者の方も、地元に帰って跡を継いだけれども、この十年で半分が辞めていったということをおっしゃっています。
イグサ農家を拝見しましたら、農家だからイグサを栽培するだけかと思ったら、イ業といって、自分のところで製織というか、そこまでして本当にほこりまみれでして、大変な家内工業を家族でされているわけですね。 私がお話を伺った若い農業者の方も、地元に帰って跡を継いだけれども、この十年で半分が辞めていったということをおっしゃっています。
三月十三日に私は熊本県八代市へ参りまして、イグサ農家の方々といろいろとお話合いをいたしました。私自身、全く不明にして、今、日本の畳がどういう状況に置かれているかということを存じ上げないものですから、非常にその実態をお聞きして衝撃を受けたわけであります。 畳は日本の文化です。そして今、畳の価値が随分見直されてきています。
だから、どんどんどんどん日本の農家が追い詰められて、イグサ農家が追い詰められていって後継者も育たない。そしてどんどん衰退していくんですね。是非ここはやはり消費者庁、頑張っていただいて、さっき外務省も関係省庁と協議をしてとおっしゃった。
一言だけ、もう一つだけ、私が印象に残っておりますのは、熊本に行ったときに、イグサ農家がどんどんつぶれているという話を聞きました。なぜイグサ農家がつぶれていると聞きましたら、中国からだんだんいいイグサが入るようになった。
熊本八代のイグサ農家の方々は、セーフガード暫定発動のときはバランスもとれて値もよかった、しかし発動見送りでまたもとに戻ってしまった、三月の借金返済前にサラ金には手を出すなよとお互いに言い合っているんだ、こういう声を出されておりますし、上物は中国産と競合して極端に値が下がった、中国産はどんどん入ってきている、こういうことを言っています。
そういう意味で、今回のセーフガード発動もしくは今二国間の協定の中で決着をつけていただくかどうかというのは、ある意味ではイグサ農家にとっては大きなことであります。ややもすると、二国間の協定になると妥協をして何か中途半端な結果に終わりやしないかとか、そういうことを考える方がいらっしゃるわけであります。
また、再建計画の指導について、今後壊滅的な打撃を受けたイグサ農家に対しての再建計画を県、市町村へどのように働きかけるか、お伺いをいたします。 それからもう一つは塩害対策ですが、塩害対策は先ほど三浦先生の質問で、今までのことを含めて枠を超えてというお答えがありました。そのことはこのことを意味するんでしょうか。例えば、五センチ以下の場合には国の方で支援がありませんね。
○阿曽田清君 そういうある程度回復をしてきておるということでありますが、私が知るところでは、まだ農家の中には管内にイグサ農家もおりますから、まだ一昨年の畳が残っておる、在庫品が残っているという状況でありますから、まだまだ気を抜けないと思います。 この対策は、私は大きく分けて二つあるだろうと思うんです。
これは関税率はそのままなんですが、何でそうなったかというと、国産のイグサの苗を中国に持っていって、中国で日本輸出向けのイグサをつくって輸入が強く行われてきたということから、昨年もこの委員会でいろいろ質問しましたように、二十数名というイグサ農家の方々が亡くなっている、自殺しているという事態で、大変な価格暴落を中国産の安いイグサに引っ張られて、もちろん住宅事情等もありましたが、そういう影響で大変な事態を
そういう中で、地元に帰りますと、九州の基幹産業、熊本の基幹産業でありながら、四十代の働き盛りの生産者が、もうからぬからもうやめたいとか、また、お父さんの手伝いをして兼業農家として頑張っておられる若手の後継者の方も、おやじが後を継げと言うけれども今勤めておる会社をやめてまでイグサ農家の後を継ぐ気にはならないとか、そういうことで、五年後、十年後には熊本人代地方のイグサ農家は衰退していくのではないかという
私が会ったイグサ農家の方は当然加入で、書類一式、印鑑を押せばいいだけの申込書が届いているけれども、もうこの農業者年金には息子は入れられない、こういうふうに訴えていらっしゃるわけです。この怒りと嘆きは、農産物の輸入自由化を推し進めて、くるくる変わる猫の目農政に振り回されてきた米作農家や畜産農家、そしてミカン農家などにも共通する問題だと思うわけです。
今日、品質の問題等いろいろあるわけでございますけれども、韓国や台湾や中国の生産状況あるいは品質の改善状況、こういうのを含めてこの後輸入量がふえないと思っておられるのか、また、ふえてきた場合に、日本のイグサ農家を守るためにどういう対策を立てようとしておられるのか。ちょっと、質問を聞いておってもらわぬと、そこで二人で私語しておられると、全然わからないんじゃないですか。
いま私の地元は日本で一番のイグサ生産地でございますけれども、イグサ農家がいま一番心配いたしておりますのは、韓国や台湾、そこからどんどんイグサが生産されて輸入されてきたら、これはもう繊維の例でも御承知のとおりですし、そのほか、いま私の地元でも月星ゴムなんかがそういうところの輸入攻勢に遭って大変な状態になっているのですが、このイグサも韓国、台湾等からどんどん輸入されてくるとなりますと、極端な言い方をしますと
韓国、中国、台湾、そのイグサの生産状況の今後の推移だとか品質の改良状態だとか、そのことが日本の輸入量にどうはね返ってくるのか、あるいはその輸入量がふえると日本のイグサ農家にどういう影響があるのか、その影響があった場合に日本のイグサ農家をどう守ろうとしておるのか、いま言いましたような点につきましてぜひきちっと調べられて資料を提出していただきたいということを申し上げておきたいと思うのですが、いかがですか